「隻眼の虎」は2015年製作の韓国映画で、日本は翌年に公開された。脚本監督はパク・フンジョン。キャリアとしては「新しき世界」の次に撮った。
1925年、日本統治時代の朝鮮の山奥で、凶暴な虎とハンターの戦いを描く。朝鮮総督府が害獣として虎を狩る理不尽な指示を出すのだが、狩人たちも生きるためには仕方ない選択を強いられる。
まぁこういう猛獣と人間が対決する映画は色々あるんだが、本作がすごいのは、ある悲劇をきっかけに狩りをやめた主人公(チェ・ミンシク)の物語と対峙するように、虎側にも深くて心震える設定があることだ。虎はフルCGなので、リアリティが少し厳しいが、結局終盤までに感情移入してしまい、最後は泣きでした。ははは。

