「この夏の星を見る」あれれ? こんなに後味がいい映画も久しぶりだ。(25年7月)

diary

この夏のベストワンになっちゃったかも知れない「この夏の星を見る」を見る。ノーマークだったので見るの遅くなってしまった。気づいたら全然やってないの。だから都会に出たついでにバルト9に飛び込んだんだけど、平日夕方の回でほぼ満席でした。すごいな。

東映・東映アニメの二枚看板で原作は辻村深月の同名小説。

コロナウイルスの感染拡大で学校生活が制限されてしまった高校生たち。茨城の高校天文部が、リモートで天体観測競技「スーキャッチ」をオンラインのリモートで開催する。それに長崎、東京の中高生たちも参加する。彼らの日々を描いた青春映画。天文学スポコンでもある。

キレのいい編集(カット細かい)、テンポいい話の運び、音楽のうまさ、撮影の美しさ、若い俳優がいきいきしていて、大人俳優が邪魔しない。コロナ禍の厳しい空気も伝わってくる。

実に上手い、練りに練られた映画だ。

物語自体は作り物の奇跡だし、気恥ずかしいほどに「青春」が押し出される。でも比較するのはかわいそうだが「あんのこと」みたいな問題提起ではなく、こういう方向で映画は力を発揮すべきだと思う。全国の子どもたち(大人も)が見るべき夏休み映画だろう。猗窩座よりこっちに連れて行ってやれ。

こちとら汚れたジジイからすると、「ちゃんとした日本を作れてなくてごめん」な気持ちになるな。

桜田ひよりが主演だが、水沢林太郎、中野有紗、早瀬憩、黒川想矢、星乃あんなといった若者たちのアンサンブルが見事。岡部たかしも美味しいところをもらった。

監督の山元環、脚本の森野マッシュはまだ30歳そこそこ。すごい。

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