2021年10月31日 note
「リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」は2003年のフォックス映画。劇場で観て以来だから18年ぶりだ。アラン・ムーアの League of Extraordinary Gentlemenを原作としているが、ハリウッドアクションアドベンチャーの型にはめたため、なんともへんてこな映画になっている。
制作もいろいろあったんだよね、たしか。コネリーと監督ノリントンが揉めたり、とか。
製作主演のショーン・コネリーがアラン・クォーターメン。ハガードの「キングソロモン」に出てくる探検家だ。キングソロモンは1950年に映画化されているが、記憶しているのは85年のキャノンフィルムズ映画「ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝」だったりする。リチャード・チェンバレン主演で共演が若いころのシャロン・ストーン。インディアナ・ジョーンズの亜流みたいなB級企画だった。敵満載の列車に飛び込んだアランが、草競馬をラッパで吹き鳴らすと、戦い終わったラストに主人公二人が交わすキスが妙にエロかったことだけを覚えている。本当にそこしか覚えていない。このへっぽこ映画はなぜか続編も作られた。
アラン・クォーターメンの印象はここで刷り込まれていたので、「リーグ~」で主演と言われても、ピンとこなかった。様々なエンターテインメント小説に登場する人物が一堂に会す…そのアイディアはドキドキしたのだが。
19世紀末、世界を恐怖に陥れんとする武器密売組織を阻止するため、「超人同盟」が集められる。アランに加え、「海底二万里」のネモ船長、ジキル博士、吸血鬼ミナ(ドラキュラのヒロイン)、透明人間、トム・ソーヤ―、ドリアン・グレイという面々だ。彼らが敵ボス・ファントム(意外な正体)の軍団と激闘を繰り広げる。
ミニチュアや合成、CGなどを多用したド派手なアクションが見せ場で、2003年当時の上映環境ではそんなに気にならなかったけど、ブルーレイで観るとけっこうクオリティが厳しいw。大海の剣と言われるノーチラス号のデザインは、コミック映画的には面白いんだけど、このCGはもはや…ねえ。同様にクライマックスのハイドVSクスリを飲んでしまった敵兵のガチバトルも。この戦闘シーンはけっこう記憶に残っていて、後にハルク対アボミネーションの時に「同じじゃん」と思った。
全体に空中分解しちゃったようなデキだけど、これが当たってたらMCUやDCやダークユニバースなどにも影響が出ていたんじゃないか、と思うとニンマリしてしまうね。
あ、これ、コネリーの最後の出演映画でした。そういうものです。

