「ライリー・ノース~復讐の女神~」を観て、シドニー・ブリストウのことを思い出す。

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2021年3月17日 note

うわー、もう「エイリアス」から20年も経つのか。あのドラマで最初にジェニファー・ガーナ―を認識したとき、引き締まったスタイルで繰り出すアクションに、新しいスターの誕生を意識したもんだった。その後彼女はエレクトラとなり、そのとき知り合ったベン・アフレックの奥さんになってしまった。ピーター・バーグの傑作「キングダム」(マンガじゃないよ)でのFBI捜査官も素晴らしかったが、その後育児に手中していくため、出演作はアクションが減り、コメディや母親役になっていくのであった。そんな彼女もいつしか離婚してしまい、忘れたころに繰り出したのがこの「Peppermint」である。「ライリー・ノース~復讐の女神~」ってのはありがちな邦題がつけられたね。ポスタービジュアルは海外版のほうがかっこよく、ハードでとんがった映画にしたかったようだ。
トム・クルーズの「ミッション・インポッシブル」が現在のスタイルになったのは、ジェニファーの「エイリアス」のおかげだと信じて疑わない。少なくともJ.J.エイブラムスは「エイリアス」の第1話冒頭を「M:i-3」で転用している。組織に家族が巻き込まれていくのも似ていたね(※)。
話を戻そう。「ライリー」の監督はピエール・モレル。「96時間」ですわ。そう、つまるところそういうジャンル映画です。
最愛の夫と娘を麻薬組織に殺されたおばちゃんが、3年後に最強戦士として復活、悪党どもに10倍返しをしていく。近接格闘や容赦ない銃撃は、「ジョン・ウィック」を想像させる。しかもジェニファー自ら動いているのはさすが。さらにすばらしいな、と思ったのが「どうしてもこのおばちゃんが強くなったのか」を一切説明しないこと。回想もしない。訓練者も出てこない。それをやると30分長くなるし、やってもプロセスがわかってるのではしょったわけだ。観客は彼女の復讐を見たいだけなんだから、これは正解だなと。続編(匂わせ済)やこの映画をパイロットにテレビシリーズでも作ってほしいところだが、そこまでの評価じゃなかったみたい。メタクリ評価とかひどいもんな。
なお、日本語吹替が安藤麻吹で、シドニー・ブリストウだったからフィックスでした。

※「エイリアス」は女子大生がスパイ組織にスカウトされるのだが、次第に世界的陰謀に巻き込まれていくもの。二重スパイをしていく展開がスリリングだったのだが、シーズン2以降はブリストウ家が両親ともスパイ職だったことにより、ファンタジックな話になってしまった。ジェニファーの友人役でブラッドリー・クーパーが出てくる。今となっては見もの。

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